心も身体も大人へ。
からだ●心も身体も大人ではないけれど、全くの子どもでもない。
●言うことを聞かないのは、子どもの自立が始まった証拠。
●この時期は、友達の影響を受けやすい。
思春期・・・
この時期は、心も身体も大人ではないが全くの子どもでもない状態(思春期初期)から始 まり、次いで大人と子どもが入り交じりせめぎあう状態(思春期中期)、そして最後には心も 身体も大人であることを確かなものとしていく状態(思春期後期)の3つの段階に分けるこ とができます。
※「思春期の子どもと向き合うために(文部科学省編集)」より
心も身体も大人ではないけれど、
全くの子どもでもない。
からだ
思春期について理解を深めよう
思春期について理解を深めよう
思春期とは、身体の成長に心の成長が追いつかず、だ れもが不安定な気分になりやすい時期です。「私は何なの か」「私はどう生きたらいいのか」などと自分に直面し、 自分を見る「もう一人の自分」が意識されるようになり ます。小さなことで有頂天になったり、逆にひどく傷つ いて落ち込んでしまったりします。異性への興味が高ま ったり、親や先生がうっとうしく感じるようになり、自 分だけの秘密をもち始めます。
こうした心の変化に対し、身体では、体型全体の大人 化が著しく進みます。女性では月経、男性では射精が始 まります。また、抑えがたい性衝動が性非行を含むさま ざまな問題行動の原因へとつながることもあります。 まず、「思春期」について親がしっかりと理解を深めま しょう。
3 .思春期
子どもの自立が始まった証拠。
思春期の子どもと向き合い、見守る
思春期の子どもと向き合い、見守る
親にとってみれば、「こんな子ではなかった、どうしたも のか」ととまどうでしょう。子どもの複雑な思春期の始まり です。この時期は、子どもの大きな変化の助走期ともいえます。 この時期に子どもが言うことを聞かなくなっても、いた ずらに動揺したり抑えつけたりする必要はありません。そ れは子どもの自立や親離れが始まった証拠です。むやみ な干渉やお説教はできるだけ控えて、子どもの力を信じな がら、あたたかく見守りましょう。ただし、腫れ物にさわる ように接するのではなく、これまで以上に会話などを通じ てかかわる努力が欠かせません。その際には、行動の結果 にはきちんと責任が伴うことを自覚させることも大切です。は
私は親の言うことを聞かない
100 80 60 40 20 0
(%)
小学6年生
女子 小学6年生男子 中学2年生女子 中学2年生男子 高校2年生女子 高校2年生男子 44.3
46.7 7.5
48.7
42.9 7.8
34.1
54.5 35.5
52.7
10.5 11.4 36.6
53.8
8.6 33.7
56.1
8.6
あてはまらない ややあてはまる よくあてはまる
(注)各学年、約2,000人を対象に調査
資料:「児童生徒の心の健康と生活習慣に関する調査」 平成14年・文部科学省
3 .思春期
3 .思春期
⋮お やつ でも 持っ てっ て あげ よう かし ら ああ
オレ が 持っ てく よ 大介
おや つ⋮
わか って るよ 安全 ピン 持っ てき たよ
なあ 耳に 穴 開け よう ぜ!
⋮ バカ な こと
!
⋮ オト ナで も やり たい って こと だよ
!
⋮ハ タチ 過ぎ たら 学芸 会の お面 なん か 作ん ない よ どう
して も やり たき ゃハ タチ 過ぎ てか らや れ!
お父 さん 手伝 おう か?
加 家
場
の合
か
大介 は友 達が 来て るの か?
小学 校の とき は 居間 で遊 んた りも して たの に⋮
大介 どっ ちに する
? キン パツ じゃ
オレ チャ パツ ね
・・
・ ・
・・
最近 は すっ かり ふた りで 部屋 から 出て きや しな いわ よ しょ うが ない さ もう 中学 生 なん だか ら ふた
りと も 茶髪 だピ アス だ って する よう な 子じ ゃな くて 真面 目だ し
そう ね タロ ーく んよ
この時期は、
友達の影響を受けやすい。
思春期は仲間や友達の存在が、家族以上に重要になる 時期でもあります。
家族よりも、友達同士のルールの方が大切になり、と きには親にうそをついてでも、友達同士のつながりを守 ろうとすることもあります。それだけに友達からの影響 は大きく、「いじめ」も問題になりやすいのです。 心配だからといって、子どもの行動を監視したり、根 ほり葉ほり話を聞きだそうとする必要はありませんが、 普段からの会話を通じて、子どもと友達の関係を理解す るよう心がけましょう。